フォルクスワーゲン不正発覚により株価大暴落!スズキの提携解消は前触れ?どのような不正を行い規制試験を乗り越えたのか

フォルクスワーゲン by pyntofmyld

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン会長のウィンターコルン氏は、9月20日に排気ガスの規制試験において不正を行ったことを認めました。
これを受けた21日のフランクフルト株式市場において、フォルクスワーゲンの株価は前週末と比べ、一時2割超下落していたことが判明しました。

フォルクスワーゲンがどのような不正を行ったのか、そして株価下落による影響について、勉強もかねてまとめてみました。



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フォルクスワーゲンが行った不正とは?

一体どのような不正を行ったのか、はまず最初に気になるところですね。
アメリカが定める排ガス規制基準に対して、規制検査の時のみ排ガスのフィルターの動きを活発化させるソフトウェアを利用し、
当該基準をクリアしていたとのことです。
つまり、服装検査の時だけスカートを短くする女子高生のような、ずる賢い手を使っていたことになります。

しかも、2008年から今年にかけて、約50万台の車にそのようなソフトウェアを利用していたとのことなので、罰金はもちろん、各種損害賠償等で相当な額になるでしょう。
このソフトウェアを常に利用することは出来ないのか、とも思いますが、恐らく出力ダウン等で使い物にならないので、こんなことになっているんですよね、きっと。


フォルクスワーゲン株価下落の影響は?

フォルクスワーゲン株価 出典:http://gahalog.2chblog.jp/archives/52347408.html

引用画像の通り、びっくりするくらいズドンと落ちていますね。
9月22日の欧州株式市場は、フォルクスワーゲンの不正問題を受けて全面安。
フォルクスワーゲン株価は、21日の19%安に続いて、一時23%も下落しました。

フォルクスワーゲンは、正直言ってこの不正問題一つで潰れる企業ではないと思います。
そういう意味でも、下落の底を見極めて、そこで安く買うこともありなのではないか、という気もします。

しかし、フォルクスワーゲンはブランド名で商売をしていることもあり、そのブランド価値を毀損する、信用失墜行為による株価下落を回復させるのには時間がかかりそうです。


スズキの提携解消はこれを見込んでいたのか?

スズキがフォルクスワーゲンとの資本提携を解消し、フォルクスワーゲンが保有する株式1万1161万株を買い戻すことは、9月16日に報道され、翌日17日の朝に実施されました。
問題は、スズキ保有のフォルクスワーゲン株の売却です。
ここまで下落した株式を売却するのは至難の業でしょう。

そもそも、スズキとフォルクスワーゲンの資本業務提携は、環境技術を目的にしたもの。
その環境技術が、実は規制試験を不正に乗りきったまがい物であることが判明した今、スズキには損害賠償を求める権利があるのではないでしょうか。

鈴木修会長の英断は、まるで先を見越していたかのよう。
いつまでたっても環境技術が提供されず、そのうえ資本支配を目論むフォルクスワーゲンの魔の手からスズキを守りきりました。
今後の提携先が課題になるとは思いますが、まずはフォルクスワーゲンとの問題がすっきり片付くといいなと思います。


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