真木よう子と離婚した片山怜雄の代表作『ウォーターボーイズ』シリーズについて、独断と偏見のまとめ!
片山怜雄が真木よう子と離婚!原因はやはり格差婚ゆえに愛想を尽かされたからなのか
http://twogerion.net/280.html
上記記事でも紹介しましたが、片山怜雄さんの代表作はTVドラマの『WATER BOYS』。
あまりに懐かしい響きに、思わずシリーズ各作品を独断と偏見でまとめてしまいました!
当時のイケメン新人俳優を詰め込んだような作品を改めて見返してみると、皆さん若くて可愛くてたまりません!
福山雅治の「虹」を聞くと記憶がどんどん蘇ってくる方もいるのでは?
意外と若い世代の方は見ていないのでは?とも思いますし、当時見ていた勢もこれを機会に見返してみてはいかがでしょうか!
伝説の始まり、映画『ウォーターボーイズ』(WATER BOYS)

ストーリー
唯野高校の水泳部は、部員は鈴木智(妻夫木聡)ただ一人という廃部寸前の水泳部。
ところが、この水泳部に超絶美人でセクシーな先生、佐久間恵(眞鍋かをり)が顧問としてやってきたところ、なんと部員が30人に激増。
しかし、佐久間先生は、自分が本当に教えたいのは水泳ではなく、シンクロナイズドスイミングだと言います。
「男がシンクロナイズドスイミング!?」
ということで、多くの部員たちは退部。
取り残されたのは部長の鈴木、モテたいだけでのらりくらりと生きてきた中途半端男の佐藤(玉木宏)、筋肉に憧れるガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、目標はカナヅチ克服のガリ勉・金沢(近藤公園)、オカマというか女の子っぽい早乙女(金子貴俊)の5人はなんだかんだあって学園祭に向けてシンクロをやる羽目に。
ですが、言い出しっぺの佐久間先生は妊娠によるつわりを引き起こして突然の休職。
訳あって、プールの使用も出来なくなるのだが……?
見どころ
とにかく鈴木と佐藤の二人がイケメンなんですよねえ。そして、やはり若い。みんな若い。
妻夫木聡と玉木宏が学生ですってよ!とテンションが上がってしまいます。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/moisomoiso/imgs/a/a/aabada61.jpg
鈴木がヒロインの木内静子(平山綾)に、自分が文化祭でシンクロをやるということを言えずに葛藤したり、早乙女は男でありながら、佐藤に恋をしていたり、という恋愛とシンクロの葛藤がとても面白いです。
また、予行演習での大失敗、バラバラになるメンバーといったフラストレーションを溜めに溜めてからの、火事。
ピンチからのピンチ、そしてそれを一気に解消するカタルシスは、映画として素晴らしい完成度だと思います。
また、竹中直人演じるイルカの調教師が5人の師匠となるのですが、彼もまたとても濃いキャラクターです。
個人的には、これまで何もかも中途半端に生きてきた佐藤が覚悟を決めるまでが格好いいなあと思います。
TVドラマシリーズ『WATER BOYS』

ストーリー
舞台は、映画『ウォーターボーイズ』の2年後であり、学校も唯野高校のままです。
映画での水泳部の活躍を見て、シンクロに憧れた進藤勘九郎(山田孝之)と転校生の立松憲男(森山未來)。
水泳部の進藤は、統率力のあるキャラでもないのにクジ引きでリーダーに選ばれてしまいます。
ところが、教頭の一言で今年のシンクロ公演が中止に。
前年の文化祭で緊張のあまり下痢になり、参加できなかった進藤勘九郎はなんとかシンクロ公演を実現させるために活動していきます。
気が弱くて緊張しがちな進藤と、おちゃらけていてネアカな立松は二人でシンクロ仲間を集めていきますが……?
見どころ
ドラマなので、少しずつシンクロ仲間が増えていき、立松の転校で校内試験結果が1位から2位に落ちた生徒会長の田中(瑛太)、暴力事件で留年しているが優しい心の持ち主の高原(石垣佑磨)、動けるデブこと石塚(石井智也)といったメンバーが加わっていきます。
立松憲夫の父親との確執など、映画より長いドラマな分、それぞれの登場人物の心情、背景に深く触れているのがいいですね。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2143341403498272301
私は立松憲夫が好きなので、どうしても彼の話になりますが、おちゃらけていてノリのいい男の子のくせに、校内試験で1位をとるほど頭が良く、父親は県会議員。
親に敷かれたレールをただ歩くのが嫌で、シンクロを始めるのですが、最後はこれまで避け続けてきた父親に向かって、自分が本当にシンクロをやりたいと思っていること、そしてそれを父親に見に来て欲しいと思っていることを告げるシーンは涙無くしては見られません。
そして、今でこそ多様なキャラクターを演じる山田孝之さん演じる進藤勘九郎が、気が弱いくせに妙に大胆な行動をとる主人公として、視聴者を驚かせてくれます。
映画からドラマに、ということで冗長になっているイメージがありますが、全11回どれも楽しく見れる良作です。
TVドラマシリーズ第2弾『WATER BOYS2』
ストーリー
前作との関わりはほとんどなく、舞台は女性生徒ばかりの姫乃高校。
ですが、映画『ウォーターボーイズ』の早乙女聖が教師として登場します。
主人公の水嶋泳吉(市原隼人)は名門・青葉高校からやってきた転校生。
青葉高校では水泳部に所属していたものの、部員内で一番泳ぐのが遅く、競争する生活に嫌気がさしていたところに父親の転勤話が持ち上がり、それを機に姫乃高校へやってきます。
ところが姫乃高校には男子生徒の運動部がなく、山本洋介(中尾明慶)の誘いで水泳部を作ることに。
ところが、山本は水嶋のことを勉強もスポーツも万能の救世主だと思い込んでいて……?
見どころ
この作品は水嶋泳吉と山本洋介の友情が熱くて切なくて好きです。
水嶋が青葉高校で亀呼ばわりされるほど泳ぐのが遅かったということを知っても、変わらず水嶋を慕う山本。
そして、水嶋といい感じになっているヒロイン矢沢栞(石原さとみ)に恋をしてしまうものの、結局口には出せずじまい。
また、今回も狼少年と呼ばれるほどいい加減な川崎(斉藤慶太)、女の子みたいに可愛い岩田(小池徹平)、金持ちなのにどこかお馬鹿な佐野(木村了)といった個性的なメンバーが揃っています。
特に小池徹平演じる岩田巌男は、女子生徒ばかりの姫乃高校で唯一市民権を得ている男なんですが、本当に可愛らしくて、でも男らしいシーンもあってどきどきです。
(確かにそんじょそこらの女子生徒より可愛いです。)
ストーリーとしては、ご都合主義かなという部分もありますが、やはり熱くて面白いです。
WATER BOYS 2005夏

ストーリー
TVドラマシリーズ第1弾の『WATER BOYS』でシンクロ公演を成功させた田中(瑛太)は、そのせいで東大医学部に落ちて農学部に入学することになる。
そのうえ、まさかの一般教養を1単位落とし、教授に泣きついたところ、出された条件は、「今年の夏休みを、冨那島で過ごせ」というもの。
教授の知り合いが経営する養豚場で夏休みを過ごすことになり、その上彼女にも振られた田中は絶望の中、上原(小出恵介)と出会い、彼らにシンクロを教えることになります。
見どころ
正直言って、賛否両論分かれる作品だと思います。
あの熱い『WATER BOYS』の登場人物が、「あの時のシンクロをちょっと後悔している」なんていう展開は、当時燃え盛っていたファンからするととっても悲しいです。
それでも小出恵介演じる上原は、とてもお馬鹿で、そして可愛いです。
プロの服飾デザイナーになりたくて、でもボロクソに言われてしまって、諦めもつかなくて、そしてやる気のなかったシンクロにどんどん熱意が向かっていく様は見ていて気持ちいいです。
今まで、登場人物のネガティブな感情はなんだかんだシンクロ以外のものにあって、それを乗り越えるためにシンクロがあったのに対して、田中自身が「シンクロをやっていなければ」と思っているのはちょっと悲しい。
その分、これまでのシリーズより現実味があるのですが、熱さ的には他作品より劣るかも?
まとめ
トータルで言うと私はTVドラマシリーズ第1弾の『WATER BOYS』が好きです!
しかし、どの作品も高校生が頑張る青春ドラマで、男子高校生が一生懸命頑張っていて、受験や周りの意見に振り回されながら、貴重な時間をシンクロに費やす様がたまりません!
スポンサーリンク