【株価】東証が第一中央汽船の上場廃止!民事再生法申請からの社長引責辞任。他の海運業への影響は?


第一中央汽船 出典:http://www.elite-network.co.jp/x/feature/view32_1.html

今日9月29日の朝、東京証券取引所が第一中央汽船の売買を一時停止したことを発表して話題になりました。
その理由は、第一中央汽船の経営破綻を確認するため、とのことでしたが、結局10月30日付での上場廃止とのことです。

第一中央汽船が民事再生法申請=薬師寺社長、「投資拡大が裏目」 – Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000063-jij-bus_all

負債は約1196億円、破綻の原因は「リーマン・ショック」による海運業界の状態悪化にも関わらず、2006年に定めた拡大路線を変えず、投資拡大を続けたことだと薬師寺正和社長が述べています。



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前日終値28円からの売買停止

第一中央汽船の前日終値は28円。
上場廃止が決定すると株価は限りなく1円に近づくので、仮に1万株持っていたとすると、28万円が1万円に。
2万株持っていたとすると、56万円が2万円に……悲しい。この話はやめましょう。

さて、ここで第一中央汽船以外の海運業への影響を見てみます。


第一中央汽船関連会社「商船三井」は年初来安値を記録

第一中央汽船は商船三井の関連会社であり、関係会社の株式評価損として特別損失約250億円を計上することが発表されました。

商船三井、250億円の特別損失計上、第一中央汽船の経営破たんで – エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20150929/zuuonline_83072.html

前日終値と29日15:00時点の額を比較してみると、

前日終値 311円 → 288円 (-23円)

と大きく下がっており、年初来安値を記録しました。

第一中央汽船-Yahoo!
また、同業種の日本郵船についても291円が271円に下落、-20円。
川崎汽船についても270円が258円に下落、-12円の状態です。

元々明るいとは言えなかった海運業に更なる打撃といった感じです。



1円買いの始まりだ!

整理銘柄になると起こりやすいのがマネーゲーム。

つまり、「1円で買って2円で売る」というような大博打ですね。
例えば10万株を1円で買って、それを全て2円で売れば20万円に。10万円の利益が生まれます。
まあ、そんなに簡単にはいきませんが。


このツイートから推測するに、現時点では第一中央汽船の再建には時間がかかりそうですが、10月30日の上場廃止まで、今日9月29日から10月29日の整理売買期間中の動向を見守りたいと思います。

私は怖いのでしませんよ、マネーゲームは!




薬師寺正和社長、引責辞任へ

経営者の判断ミスを叱責する声もありますが、薬師寺正和社長と言えば、海運市況の低迷期である2012年に就任し、ここまで第一中央汽船を辛うじて維持してきた方でもあると思います。

就任時の「経済界」にも「船隊を縮小し、安定経営を目指す」というようなことが書かれていたと記憶していますが、思いの外事態は深刻だったということでしょうか。

確かに、投資拡大は判断ミスだったとは思いますが、果たしてそれを2012年から修正できたものか?という疑問はあります。

再建の道標を示してから辞任の予定とのことで、どれくらいになるか分かりませんが、最後まで頑張っていただきたいと思います。


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