ノーベル物理学賞・梶田隆章!サルでも分かった気になれる「ニュートリノ」の簡単な説明!ニュートリノ研究で何ができる?
出典:http://utf.u-tokyo.ac.jp/2015/09/post-98c7.html
「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて観測したことを評して、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞しました。
ノーベル物理学賞に梶田隆章さん
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151006/k10010261161000.html
大村智さんに続く日本人の受賞に、大変うれしく思います。
と、ところでこの「ニュートリノ」って何なんでしょうか?
文系で科学ド素人の私なりに調べて、「サルでも分かる」いや「サルでも分かった気になれる」まとめを作りましたので、何かの参考になれば幸いです。
ニュートリノとは?
ニュートリノ(英: neutrino)は、素粒子のうちの中性レプトンの名称。中性微子とも書く。電子ニュートリノ・ミューニュートリノ・タウニュートリノの3種類もしくはそれぞれの反粒子をあわせた6種類あると考えられている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニュートリノ
うーん、日本語で頼む!
簡単すぎる「ニュートリノとは?」
ということで、より簡単な説明を探してまとめると、ニュートリノは、
・ 物質のもとになる最も基本的な粒子のひとつ
・ 原子よりも小さい
・ それ以上他に分けることができない素粒子
のこと。
素粒子ってなんぞや、という方は、「分子」を分解した「原子」を更に分解したものです。
もうこれ以上分解できなーい!という限界の物質です。
で、このニュートリノという宇宙から飛んで来る目に見えないちっっっさい粒子を観測するために作られたのが、ニュースにも出てくる施設「スーパーカミオカンデ」なんだとか。
ニュートリノ、何がすごい?何ができる?

とても小さくこれ以上分解できない素粒子があることは分かった、じゃあニュートリノについて研究することに何のメリットがあるのか。
ニュートリノは何ができて、何がすごいのか。
ニュートリノは「幽霊粒子」と呼ばれるほど、自由気ままに飛び回り、何でも突き抜けてしまう素粒子。
私がこの記事をパソコンに向かって打ち込んでいる今まさにこの瞬間、ニュートリノは私の身体を楽々通り抜けているのだとか。
この性質を利用すると、今までできなかったことができるようになり、現代科学でも辿りつけない科学の謎に一歩近づくんです。
見えないものを見るニュートリノ
サルの私にはちょっと難しいけど、比較的分かりやすいニュートリノの解説は以下のページです。
ニュートリノで宇宙・素粒子の大問題に挑む
http://shinbun.fan-miyagi.jp/article/article_20130601.php
ニュートリノはそれこそ何でも通り抜けるので、これを上手く利用すると、太陽の中心部からの情報を拾ってくる、ということもできるんだとか。
人工衛星を飛ばして宇宙の情報を持って帰ってくるのと同じように、ニュートリノの性質を活かして人知を超えた領域に一歩足を踏み入れることができる、ということ。
しかし、ニュートリノを利用するためには、まずはニュートリノの性質について明らかにしなければなりません。
そして、これまで「ニュートリノには質量がない」と思われていたものを、ひっくり返したのが梶田隆章さんなんです。
これだけでも、なんだか分かった気になってきませんか?
きっとすぐにでもテレビでニュートリノの特集が組まれるとは思いますが、こういうさっくりとした知識があるだけでも話の頭への入り方が変わってくるのではないでしょうか。
……私ももっと勉強します。
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